For The Gloryに想いを馳せる

Prince Princess
For The Glory
描いた未来〜たどり着くまで〜
You are my Princess



いくつかのオリジナル曲を手に入れた今だからこそ言える。「For The Glory」という曲はPrinceにとって変化球であると。
そして変化球であるからこそ、この曲の持つ「勢い」には尚更特別さを感じられるのではないでしょうか。

For the gorly = 栄光の為に

まさに栄光を掴むために果敢にJr.時代を駆け抜けたPrinceを体現してくれた曲と言っても過言ではないと思います。(主観)

いつもピースフルでハートフルで穏やかでキラキラな雰囲気のPrinceが、実は内に秘めている気持ちがFTGのような熱さと果敢さと勢いだとするならば。
彼らの中で実はメラメラと燃え上がっている闘争心が、FTGに全て閉じ込められているとしたら。
こんなに私たちの心を突き刺すような歌詞は他にあるだろうか。いや、ない。(反語)(今となっては懐かしい古文の文法)(さすがにどうでもいい)


と、思っていたのです。


実は上記までを書いたのは2018年2月。
今この瞬間文章を綴っているのは2018年4月です。

FTGはPrinceが内に秘めている気持ちだったらいいなぁと。

………本当にそうだったんです。
これ、事実だったんです。


2018年3月末に発売された某雑誌にて、彼らは実際に仕事をもらえるよう直談判しに行っていたということが明らかになりました。
2015年秋、ジャニワに出演できなかったあの頃のことだといいます。

そしてその直談判が、2016年4月9日から2018年3月31日までの2年間テレビ朝日にて放送されたPrince3人の冠番組「真夜中のプリンス」そして2016年秋から始まった舞台「JOHNNYS' FUTURE WORLD」に繋がった、と。



Princeの本性はFor The Gloryでした。

そんな気持ちが心に宿った瞬間、私はFTGという曲の迷宮に迷い込み、これでもかと想いを馳せてしまいました。

今回はその一部をここに記したいと思い、ひたすらキーボードをタップしている次第です。



仕事が極端に減ったあの頃の彼らがそんなことをしていたなんて私は想像もしていなかったし、それを感じさせるものもなかった。
明らかに仕事が減ったことを体感し、それに対して悔しい気持ちをバネにして自ら動く。

あの時その事実をこちら側に見せなかったことは当たり前なのかもしれない。だけど悔しさを売りにすることもできたのかもしれない。
もしそうだとするならば、どんな状況でも私たちにずっと笑顔を見せ続けてくれて幸せにしてくれていたPrinceはまさに王子様と言えるのではないかと思います。




手を伸ばせ 掴み取れ 追い求めたそのVision
今は遠く遥か遠く幻の様な夢も
No move No chance
信じることさえ 捨てた先に明日はない


自らの状況を自負し、3人が追い求めているVision(=未来像、夢)に向かって手を伸ばす。
No move No chancn = 動かなければチャンスはない

直談判というものは上手くいかなければ打破しようとした状況より悪い方向へと未来が進む可能性のあるものだと私は思っています。
けれどジッとしていては何も変わらない。きっと待っているだけでは駄目なのだと。

そんな気持ちが綴られる歌詞に、Princeが自分たちの思いを重ねながら歌っていたとしたら。

2016年10月5日、FTGが初めて少クラで披露された日
「信じることさえ捨てた先に明日はない」と歌いながら
まるで覚悟を手の中に閉じ込めるように拳を強く握り、その手を力強く振り下ろした岩橋くんを思い出さずにはいられなくなります。
そしてその姿が永遠に脳裏に焼き付けていたいものになるのです。

さらに追い討ちをかけるのは、岩橋くんがJr.大賞の時期が訪れる度に「ファンのみなさんを信じてます」のひとことで不安や弱音を全て呑み込み、私たちを奮い立たせたこと。

「信じることさて捨てた先は明日はない」(正確には"捨てた先に明日はない"のみ) あの部分のパート割り、岸くんは高音でハモり、神宮寺くんは次のパートの準備をしているためメインはほぼ岩橋くんのソロなのです。

めちゃくちゃ痺れませんか………?(語彙力逃亡)


岩橋くんは以前から「ファンのみんなを振り回したくないから将来のことは語らない」と言いながら自分の気持ちや思いをあまり公にはせず、何かと私たちの話ばかりをしてくれます。

私たちを心配させまいと、悲しませまいと隠していた気持ちが直談判に至るまでに果敢なものだったと知ったとき、これ以上はないと思うほどに岩橋くんへの思いが大きくなりました。

私たちが思うより、岩橋くんは強くてかっこいい男性であり、常に私たちのアイドルでいてくれるのです。
アイドルでいようとしてくれているだけでなく、完璧に全うしてくれるのです。


(FTGに想いを馳せると言いながら岩橋くん個人に想いを馳せてしまっているので軌道修正します)



握りしめた手の 小さなその光を解き放て

果敢に立ち向かい、WORNING(=警告、戒め)もどうだっていい、やってやると。
そう覚悟を決めて握り締めた手に宿るのはちっぽけな光なのかもしれない。血と汗と涙の滲む努力をしたって、手に入るのは僅かな光なのかもしれない。
それでもそれを解き放って輝いてみせる。

私は2017年秋以降、この歌詞を見る度に「JOHNNYS' YOU&ME IsLAND」での神宮寺くんの台詞を思い出します。

不安もあった。何やっても上手くいかないときもあった。でも今は少し光が見えてきたんだ。

この時の神宮寺くんの表情が忘れられません。
未来を見つめるような、はたまた過去を振り返るかのようなあの瞳、その目線の先。

PrinceがFTGを手に入れてから約1年。小さな光をいくつも解き放ち続けたPrinceはようやく現実的な光を目にすることができたのです。

(私は神宮寺担ではないため、この台詞をPrinceの3人に重ね合わせましたが、きっと神宮寺担の皆様はこの台詞に神宮寺くん個人の今までを思い出させられ、いろいろな思いを感じられたのではないかなぁと思いました。)

そして更に、これが2017年夏「君たちがKING'S TREASURE」あのPrince公演を終えたあとの台詞であると認識するとまた、感慨深すぎるものがあります。




Princeがあの時の話を聞かせてくれたのも、私がこうして文章を綴っているのも、全てはデビューが決まった今だから成し得ることなんだと思います。

将来の話を、自分の展望を決して話そうとはしなかった岩橋くんが今現在「過去に語ることのなかった未来」の話をしてくれたことも。

それは正確には「過去」の話ではあるのですが、岩橋くんがあの時どう思っていたのか、私はようやく知ることができたのです。

いつも私たちのことを一番に考えてくれる。何かというと第一声は「ファン」。

そんな岩橋くんは、きっと自分の理想とするアイドルの岩橋玄樹は「いかなるときもファンのことを一番に考える存在」であると考えてくれているのだと理解し、
私はそれをただひたすら感謝しながら受け入れることを決めていました。

だけどやっぱり心の奥底でずっと聞きたかった岩橋くん自身の話。
それをひとかけらにだけでも触れることができて、すごく幸せで胸がいっぱいになります。


(また本題とかけ離れてしまっているのでそろそろ締めます)


For The Glory
その曲を掴み取った当時の彼らにとって、Glory(=栄光)は分かりやすく「デビュー」だったことと思います。
それを掴み取った今、彼らにとってのGloryはどんなものなのでしょうか。

そしてそれは彼らが成長し輝きを増していくごとに達成され、また彼らにとってのGloryが変化を見せるのです。

Princeの3人はKing&Princeとして、Mr.KINGの3人と合わせて6人でデビューすることとなりました。

これからは3人だけでなく、6人の輝きを、そして「彼らにとっての栄光」の変遷をずっとずっと見守り続けていきたいと思っています。



デビューおめでとう!!!!!(n回目)